Linuxカーネルのrtmutexの脆弱性CVE-2026-43499
NebuSecの2026年7月7日の技術解説によると、Linuxカーネルのrtmutexの脆弱性CVE-2026-43499(GhostLock)は2011年以降の主要なディストリビューションすべてにあり、成功率97%の権限昇格とコンテナ脱出に使えた[17]。Red Hat、SUSE、Amazon、Oracleなどは5月から8月にかけて修正版を出した[4、7、8、9]。
脆弱性の内容
| 項目 | 値 | 資料 |
|---|---|---|
| 題 | rtmutex: Use waiter::task instead of current in remove_waiter() | [1] |
| CVSS 3.1の基本値 | 7.8(LinuxカーネルのCNAはHIGH。Red Hat、Ubuntuも同じ値) | [1、4、5] |
| CVSS 3.1のベクトル(LinuxカーネルのCNA) | AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H | [1] |
| 成立の条件(LinuxカーネルのCNA) | futex(2)のFUTEX_CMP_REQUEUE_PIから到達し、ネットワークからは到達できない。特権の無いローカル利用者が、能力・root・名前空間なしで呼び出せる | [1] |
| CWE | CWE-416(Use After Free。CISAの評価とNVD)、CWE-825(Red Hat) | [1、4、16] |
| 配布元の重要度 | Red HatはImportant、UbuntuはHigh、SUSEはimportant | [4、5、7] |
| 悪用されたときの影響(Red Hat) | ローカルの攻撃者による権限昇格かサービス妨害 | [3] |
Openwallの運営者はoss-securityへの返信で、最近のほかのfutexの不具合CVE-2026-23415・CVE-2026-31554・CVE-2026-52973も、カーネルのCNAのCVSSはGhostLockと同じ7.8だと書いた[21]。
不具合の仕組み
Linuxのmanページ(futex(2))によると、PI futex(優先度継承のfutex)は優先度の逆転に対処するためのものである[27]。FUTEX_WAIT_REQUEUE_PIとFUTEX_CMP_REQUEUE_PIは、優先度継承に対応したPOSIXスレッドの条件変数のために加えられた[27]。
LinuxカーネルのCNAはCVE記録で、remove_waiter()はslowlockの経路のほか、futex_requeue()から呼ばれるrt_mutex_start_proxy_lock()のproxy-lockの巻き戻しにも使われると説明した[1]。後者では「waiter::task」がcurrentではないのに、remove_waiter()はcurrentに対してdequeueを行う[1]。その結果、rbtreeのdequeueがロック無しで行われ、優先度の連鎖の調整が誤ったタスクに対して行われるほか、waiterのタスクのpi_blocked_onが消されず、UAFに至りうるダングリングポインタが残る[1]。修正は、remove_waiter()の関連する全操作でcurrentの代わりに「waiter::task」を使う[1]。
NebuSecの技術解説では、waiterはスレッドのカーネルスタック上にある[17]。巻き戻しは呼び出し側のpi_blocked_onを消し、待機していたタスクのpi_blocked_onは、ユーザー空間に戻った後も解放済みのスタックフレームを指したまま残る[17]。lockdepはpi_lockが保持されているかだけを見て、誰のロックかを見ないので、この問題を検出しない[17]。影響の範囲はv2.6.39-rc1からv7.1-rc1で、条件はCONFIG_FUTEX_PI=yだけであり、能力もuser namespaceも要らない[17]。
発見者の側はnebusec.aiのアドレスから送ったoss-securityへの返信で、CVE-2026-43499自体は情報漏えいを与えず、攻撃は他のKASLRの回避に強く依存すると書いた[22]。現行のKASANは、この種のスタックのUAFを検出できない[22]。
発見とAndroidへの移植
Nebula Security(NebuSec)は技術解説で、GoogleのkernelCTFで報奨を受けたと書き、リモートの検証環境では約5秒でflagを得たとした[17]。
The Hacker Newsの7月8日の記事では、NebulaはAIを使った不具合探索の道具VEGAでこの脆弱性を見つけた[24]。GhostLockはNebulaがIonStackと呼ぶ攻撃の連鎖の後半で、前半はFirefoxの脆弱性CVE-2026-10702だと報じた[24]。
SecurityWeekは、GhostLockを過去数か月に公表された一連のLinuxカーネルの欠陥(Januscape、Bad Epoll、DirtyClone、CIFSwitch、DirtyDecrypt、Fragnesia、Dirty Frag)の最新のものと報じた[25]。
NebuSecの7月15日の解説では、GhostLockを使ってAndroid 17をroot化する手段を作り、Pixel 10(Android 17)で検証した[19]。端末でCONFIG_RANDOMIZE_KSTACK_OFFSET_DEFAULTが有効なら、成功率は1/8以下に下がる[19]。NebuSecは、コミュニティがSamsung Galaxy、Vivo、Moto、Redmiの端末にGhostLockを移植したと書いた[19]。
時系列
| 日付 | 主体 | 内容 | 資料 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | NebuSec | security@kernel.orgに不具合を報告し、修正案を送った | [17] |
| 2026年 | - | 別のパッチで修正された〔注1〕 | [17] |
| 2026年 | - | 修正の第1版がバックポートされた | [17] |
| 2026年 | LinuxカーネルのCNA | CVE-2026-43499を公開した | [1] |
| 2026年 | LinuxカーネルのCNA | CVE-2026-53166を公開した | [2] |
| 2026年 | kernelCTFへのNebuSecの投稿を認め、92,337ドルの報奨を出した | [17] | |
| 2026年 | - | 修正の第1版が持ち込んだCVE-2026-53166が修正された〔注2〕 | [17] |
| 2026年 | NebuSec | 技術解説「IonStack part II: GhostLock」を公開した | [17、26] |
| 2026年 | Red Hat | セキュリティ公報RHSB-2026-010を出した | [3] |
| 2026年 | oss-securityの投稿者 | メーリングリストでGhostLockを報告した | [20] |
| 2026年 | AlmaLinux | 修正したカーネルをテスト用のリポジトリで出した | [10] |
| 2026年 | LinuxカーネルのCNA | CVE-2026-53166を取り下げた | [2] |
| 2026年 | Siemens | 公報SSA-019113の初版を出した | [12] |
| 2026年 | NebuSec | Android 17のroot化の解説を公開した | [19] |
| 2026年 | Siemens | 公報SSA-457936とSSA-784472を出した | [13、14] |
対象の製品と版
LinuxカーネルのCNAはCVE記録で、脆弱性を持ち込んだコミットを8161239a8bcc、上流の修正コミットを3bfdc63936ddとし、stable各系列の修正コミットも参照に挙げた[1]。NebuSecは、修正を当てていないすべてのディストリビューションが影響を受けると書いた[17]。
Red Hatの公報では、直接の影響はRHEL 6・7・8・9・10に及ぶ[3]。RHELのカーネルに依るRHEL CoreOS、OpenShift Container Platform、OpenStack Platform、Red Hat Virtualizationも影響を受けうる[3]。リアルタイムスケジューリングやPI futexを使わない環境は露出が小さいが、影響する経路はすべての標準のカーネルに含まれる[3]。
| 配布元 | 状態 | 修正版・アドバイザリ | 資料 |
|---|---|---|---|
| Linuxカーネル(上流) | 2.6.39から影響、修正済み | 5.10.261・5.15.212・6.1.175・6.6.140・6.12.86・6.18.27・7.0.4の各系列と7.1 | [1] |
| Red Hat(NVIDIA for RHEL 10) | 修正版あり | 7月10日のRHSA-2026:37728 | [4] |
| Red Hat(RHEL 9・10) | 修正版あり | 7月13日のRHSA-2026:38491・RHSA-2026:38492(RHEL 10はkernel-6.12.0-211.33.1.el10_2) | [4] |
| Red Hat(RHEL 8) | 修正版あり | 7月14日のRHSA-2026:39083 | [4] |
| Red Hat(RHEL 7 ELS・RHEL 6 ELS) | 修正版あり | 7月17日のRHSA-2026:41235、7月20日のRHSA-2026:41920 | [4] |
| Red Hat(kpatch) | 修正版あり | 8月24日に配布 | [4] |
| Red Hat(RHEL 9のkernel-rt) | 「Affected」の行が残る | - | [4] |
| Canonical(Ubuntu 26.04 LTS・24.04 LTS) | 修正版あり(26.10はNot affected) | 7.0.0-27.27、6.8.0-136.136。関連するUSNの最初は7月1日のUSN-8488-1 | [5] |
| Canonical(Ubuntu 22.04・20.04) | 修正版あり(25.10はIgnored) | 5.15.0-187.197、5.4.0-234.254ほか | [5] |
| Debian | 修正版あり | bullseye 5.10.262-1(DLA-4717-1)、bookworm 6.1.176-1(DLA-4665-1)、trixie 6.12.86-1、unstable 7.0.4-1 | [6] |
| SUSE | Resolved | 最初の告知は6月5日のSUSE-SU-2026:22048-1 | [7] |
| Amazon(Amazon Linux 2023) | 修正版あり | kernel6.12・kernel6.18は5月26日(ALAS2023-2026-1753・1754)、kernelは6月22日(ALAS2023-2026-1882) | [8] |
| Amazon(Amazon Linux 2) | 修正版あり | 7月10日のALAS2-2026-3801ほか | [8] |
| Oracle(Oracle Linux 7〜10) | 修正版あり | UEKは6月16日のELSA-2026-50319から、RHCKはOL8が7月14日、OL9が7月15日、OL10が8月15日 | [9] |
| AlmaLinux | 8・9・10のすべてが影響、修正版あり | kernel-4.18.0-553.141.2.el8_10、kernel-5.14.0-687.24.1.el9_8、kernel-6.12.0-211.32.1.el10_2以降 | [10] |
| CloudLinux | サポート中の全版が影響、修正版あり | CloudLinux kernel、AlmaLinux kernel、TuxCare ELS、KernelCare livepatchの4系統 | [11] |
The Hacker Newsは、7月初めの段階でUbuntuが24.04・22.04・20.04 LTSを脆弱または対応中としていたと報じた[24]。
TuxCareの記事によると、Red HatのCVEのページは7月8日の早い段階ではRHELを脆弱でないと表示し、同じ日のうちに全RHELカーネルをAffectedに改めた[23]。
Siemensは、SIMATIC S7-1500 CPU 1518(F)-4 PN/DP MFPの追加のGNU/Linuxサブシステムの公報にCVE-2026-43499を挙げた(V3.1.6はSSA-019113、V3.1.7はSSA-457936)[12、13]。SIMATIC S7-1500 TM MFPの公報SSA-784472にも挙げた[14]。CVE記録には10月15日、SiemensのADPがSIMATIC S7-1500 CPU 1518-4 PN/DP MFPなどを影響を受ける製品として加えた[1]。
悪用の状況
The Hacker Newsは、実環境で悪用している者は知られていないが、Nebulaは動作する攻撃コードを公開したと報じた[24]。
CVE記録のCISAの評価(Vulnrichment)では、SSVCのExploitationは「poc」、Automatableは「no」、Technical Impactは「total」である[1]。NVDの記録には、CISAのKEVに登録した日の項目が無い[16]。
CloudLinuxの7月8日の告知によると、攻撃コードは現状ではarm64のAndroid端末に向けたもので、x86_64のLinuxでの攻撃の手順は技術解説に書かれている[11]。
oss-securityでGhostLockを報告した投稿者は、公開のpoc.cで7.0.0-14のカーネルのUbuntuをクラッシュ・ハングさせたと書いた[20]。Debian 13(6.12.95+deb13-amd64)とvanillaの6.6.144は脆弱でなかった[20]。TuxCareの記事では、KernelCareの技術者が7月8日の朝に把握して同じ日に再現を始め、Debian 11/12/13、EL7、EL10で発生とローカルのDoSを再現した[23]。
修正と回避策
Red Hatは公報で、CVE-2026-43499とCVE-2026-53166の修正の公開を急いでいるとした[3]。実行中に無効にできるカーネルのパラメータやモジュールは無く、更新したカーネルの適用だけが完全な対処だと説明した[3]。9月8日の更新で、公報の状態をResolvedにした[3]。
NebuSecの技術解説では、最初の修正は攻撃を防ぐが、NULLポインタ参照(NPD)に至る場合を取りこぼし、そのNPDは40a25d59e85bで直された[17]。RANDOMIZE_KSTACK_OFFSETが有効だと、スタックの再利用の段は約1/32(5ビット)〔注3〕の推測になる[17]。提出した2つの対象は、いずれもこの設定を既定で無効にしている[17]。STATIC_USERMODE_HELPERはこのDirtyModeの経路を塞ぐが、同じ考え方は他の/proc/sysの設定にも広げられる[17]。
NebuSecは要約のページで、修正とその追加の修正の両方を含む修正済みのカーネル(最新のLTS)への更新を挙げ、サイト単位のきれいな回避策は無いとした[18]。RANDOMIZE_KSTACK_OFFSETについては、修正の代わりにならないと書いた[18]。発見者の側はoss-securityへの返信で、RANDOMIZE_KSTACK_OFFSET=yなら理論上の最良の成功率が2%未満になるとした[22]。
TuxCareの記事では、コンテナでPI futexの操作(FUTEX_LOCK_PI、FUTEX_WAIT_REQUEUE_PI、FUTEX_CMP_REQUEUE_PI)を拒むseccompの方針は、発生の経路を塞ぐ[23]。その代わり、これらのロックを使うワークロードは動かなくなる[23]。
oss-securityに7月8日にGhostLockを報告した投稿者は、無効にできるモジュールや設定による緩和策は無いと書いた[20]。Openwallの運営者も返信で、futexは中核の機能なので良い緩和策は無いと述べた[21]。
AlmaLinuxの告知では、上流のCentOS Stream/RHELの更新に先んじて出す判断は、技術運営委員会ALESCoによるものだった[10]。その後の追記で、AlmaLinuxは修正したカーネルを本番のリポジトリに出したとした[10]。
CloudLinuxは告知で、実用的な緩和策は無く、修正したカーネルかKernelCareのライブパッチが修正になると説明した[11]。9月16日の更新では、CloudLinux 8 LTSにはライブパッチが無く、修正したELSカーネルを使う[11]。
Siemensの10月13日の公報によると、SIMATIC S7-1500 CPU 1518(F)-4 PN/DP MFP V3.1.7とSIMATIC S7-1500 TM MFP V1.1.1は修正を準備中である[13、14]。Siemensは修正の無い製品に特定の緩和策を推奨し、保守を終えたV3.1.6には最新版への更新を求めた[12、13]。
香港中文大学の情報技術サービスセンター(ITSC)は7月9日の注意喚起で、学内に3つの措置を求めた[15]。
未公表の事項
- NebuSecの成功率97%の試験の回数と環境
- SiemensのSIMATIC S7-1500 CPU 1518(F)-4 PN/DP MFP V3.1.7とSIMATIC S7-1500 TM MFP V1.1.1の修正の時期
- Androidの各端末での修正の時期
- LinuxカーネルのCNAがCVE-2026-53166を取り下げた理由(CVE記録には取り下げの定型の文だけがある[2])
注
出典
当事者
- [1]The Linux Kernel Organization, Inc.『CVE-2026-43499 rtmutex: Use waiter::task instead of current in remove_waiter()』(2026年5月21日公開、2026年10月15日更新)
- [2]The Linux Kernel Organization, Inc.『CVE-2026-53166』(2026年6月25日公開、2026年7月10日更新)
関係組織
- [3]Red Hat, Inc.『RHSB-2026-010 Locking Subsystem Privilege Escalation - Linux Kernel (CVE-2026-43499, CVE-2026-53166) - "GhostLock"』(2026年7月8日公開、2026年9月8日更新)
- [4]Red Hat, Inc.『CVE-2026-43499』(2026年5月21日公開)
- [5]Canonical Ltd.『CVE-2026-43499 | Ubuntu』(2026年5月21日公開、2026年10月18日更新)
- [6]Debian『CVE-2026-43499』(公開日不明、2026年11月7日閲覧)
- [7]SUSE LLC『CVE-2026-43499 Common Vulnerabilities and Exposures』(公開日不明、2026年11月7日閲覧)
- [8]Amazon Web Services, Inc.『CVE-2026-43499』(公開日不明、2026年11月7日閲覧)
- [9]Oracle Corporation『CVE-2026-43499』(公開日不明、2026年11月7日閲覧)
- [10]AlmaLinux OS Foundation『GhostLock (CVE-2026-43499) kernel privilege escalation: Patch released』(2026年7月9日公開)
- [11]CloudLinux Inc.『GhostLock (CVE-2026-43499) Local Root Exploit: Kernel Update for CloudLinux』(2026年7月8日公開、2026年9月16日更新)
- [12]Siemens AG『SSA-019113: Vulnerabilities in the additional GNU/Linux subsystem of the SIMATIC S7-1500 CPU 1518(F)-4 PN/DP MFP V3.1.6』(2026年7月14日公開、2026年10月13日更新)
- [13]Siemens AG『SSA-457936: Vulnerabilities in the additional GNU/Linux subsystem of the SIMATIC S7-1500 CPU 1518(F)-4 PN/DP MFP V3.1.7』(2026年10月13日公開)
- [14]Siemens AG『SSA-784472: Vulnerabilities in the additional GNU/Linux subsystem of the SIMATIC S7-1500 TM MFP V1.1.1』(2026年10月13日公開)
- [15]The Chinese University of Hong Kong『Linux Kernel Local Privilege Escalation Vulnerability "GhostLock" (CVE-2026-43499)』(2026年7月9日公開)
公的機関
- [16]National Institute of Standards and Technology『CVE-2026-43499』(2026年5月21日公開、2026年10月15日更新)
調査・観測
- [17]Nebula Security『IonStack part II: GhostLock, a stack-UAF that has existed in ALL Linux distributions for 15 years』(2026年7月7日公開)
- [18]Nebula Security『CVE-2026-43499 — IonStack part II: GhostLock』(2026年7月7日公開)
- [19]Nebula Security『IonStack part III: Rooting Android 17 with GhostLock』(2026年7月15日公開)
- [20]Openwall『Linux: GhostLock / CVE-2026-43499 / stack-UAF and LPE in kernels 2.6.39 till 7.1』(2026年7月8日公開)
- [21]Openwall『Re: Linux: GhostLock / CVE-2026-43499 / stack-UAF and LPE in kernels 2.6.39 till 7.1』(2026年7月9日公開)
- [22]Openwall『Re: Linux: GhostLock / CVE-2026-43499 / stack-UAF and LPE in kernels 2.6.39 till 7.1』(2026年7月8日公開)
- [23]TuxCare『GhostLock CVE-2026-43499 Linux Futex Root Exploit』(2026年7月9日公開、2026年7月13日更新)
報道機関
- [24]The Hacker News『15-Year-Old GhostLock Flaw Enables Root and Container Escape on Most Linux Distros』(2026年7月8日公開)
- [25]Wired Business Media『15-Year-Old Linux Vulnerability 'GhostLock' Earns Researchers $92k From Google』(2026年7月9日公開)
- [26]アイティメディア株式会社『Linuxカーネルに15年潜伏した脆弱性が見つかる 攻撃成功率は97%』(2026年7月10日公開)
背景資料
- [27]Linux man-pages project『futex(2) — Arch manual pages』(公開日不明、2026年11月7日閲覧)
更新記録
- 2026年7月11日:公開した。
- 2026年7月13日:TuxCareの記事の7月13日の更新版(出典23)で示された再現の記録とseccompの方針を「悪用の状況」「修正と回避策」に加えた。
- 2026年7月14日:Siemensの公報SSA-019113(出典12)を「時系列」「対象の製品と版」に加えた。
- 2026年7月15日:NebuSecのAndroid 17のroot化の解説(出典19)を「脆弱性の内容」「時系列」に加えた。
- 2026年8月26日:CVE記録のCISAの評価の8月26日の更新(出典1)で示されたSSVCの値とCWEを「脆弱性の内容」「悪用の状況」に加えた。
- 2026年9月8日:Red Hatの公報RHSB-2026-010の9月8日の更新(出典3)で状態がResolvedになったことを「修正と回避策」に加えた。
- 2026年9月16日:CloudLinuxの告知の9月16日の更新(出典11)で示された4系統の修正とCloudLinux 8 LTSの扱いを「対象の製品と版」「修正と回避策」に加えた。
- 2026年10月13日:Siemensの公報SSA-457936・SSA-784472(出典13、14)とSSA-019113の10月13日の更新(出典12)を「時系列」「対象の製品と版」「修正と回避策」に加えた。
- 2026年10月15日:CVE記録とNVDの記録の10月15日の更新(出典1、16)で加わったSiemensのADPの製品を「対象の製品と版」に加えた。
- 2026年10月18日:Ubuntuのページの10月18日の更新(出典5)に合わせ、「対象の製品と版」の表のUbuntuの行を改めた。
