九州電力送配電のシステムへの不正アクセス

カテゴリ
不正アクセス
目次
  1. 経緯
  2. 影響範囲
  3. 対応と現状
  4. 未公表の事項
  5. 注
  6. 出典
  7. 更新記録

九州電力送配電の2026年11月5日の発表では、同社の一部システムが不正アクセスを受け、保有する電力量情報の一部4,139件が社外に漏えいした可能性がある⁠[1]。そのシステムをネットワークから切り離しており、それに伴って「電力量・料金照会サービス」を止めている⁠[1]。

経緯

九州電力送配電〔注1〕は、10月30日に自社のシステムで不自然なエラーを検知し、調べたところ不正アクセスの可能性が判明したため、そのシステムを緊急に停止したと説明した⁠[1]。サーバのログの調査で、保有する一部の情報が社外に漏えいした可能性が判明した⁠[1]。

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影響範囲

漏えいの可能性のある情報は、使用電力量(月間値、30分値)と需要側の供給地点特定番号、売電電力量(月間値、30分値)と発電側の受電地点特定番号である⁠[1]。お客さま名、住所、電話番号、メールアドレス、口座情報など契約情報は含まれていない⁠[1]。

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対応と現状

同社は11月2日に、個人情報保護委員会と監督官庁へ報告した⁠[1]。対象のお客さまには、個人情報の保護に関する法律に基づき、11月中旬をめどに個別に知らせる予定だ⁠[1]。

止まっている照会サービスは、離島のお客さまと、九州本土で同社と売電契約をしているお客さまのうち、会員登録した人が電力量や契約情報を照会するWEBサービスである⁠[1]。復旧見込みについて、同社は「現在検討中」と示した⁠[1]。同社の案内ページの説明では、会員は毎月の電気料金と使用量を確かめられ、太陽光などの販売実績も見られる⁠[2]。電力の安定供給に支障は無いと同社は説明した⁠[1]。

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未公表の事項

  • 不正アクセスの侵入経路と手法
  • 不正アクセスを受けたシステムの名称と、停止した照会サービスとの関係
  • 4,139件の数え方(人数・契約数・地点数のどれに当たるか)
  • 社外への漏えいが確定したかどうか
  • 照会サービスを再開する時期

注

  • 〔注1〕同社は6月8日、別の事象として、一部システムのデータをバックアップするための外部記憶媒体が保管場所から所在不明になったと公表していた⁠[3]。

出典

背景資料

更新記録

  • 2026年11月6日:公開した。

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