AnthropicのMythos Previewへの無許可アクセスの報告

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国外
目次
  1. 経緯
  2. 影響範囲
  3. 未公表の事項
  4. 注
  5. 出典
  6. 更新記録

AFPBB Newsによると、AIモデルClaude Mythos Previewに第三者ベンダーの環境を通じた無許可アクセスがあったとの報告を、Anthropicが2026年4月21日の段階で調べていた⁠[1]。Anthropicはその後、悪用されたポータルへのアクセスを制限したと、SecurityWeekが4月24日に報じた⁠[11]。

経緯

The Next Webの4月22日の記事では、Bloombergの4月21日の報道として、権限の無い少人数の利用者のグループが、Anthropicがモデルの存在を公表した当日にMythos Previewにアクセスした⁠[5]。グループは、Anthropicが他のモデルに使うURLの形式を知っていたことから、Mythos PreviewのURLを推測したとみられる⁠[5]。メンバーは未公開のAIモデルの情報を集める非公開のDiscordチャンネルで連絡を取り合い、アクセス以来の利用をスクリーンショットと実演でBloombergに示した⁠[5]。

SiliconANGLEは、利用者らが、Anthropicのモデルを評価する第三者の契約業者で働くフォーラムのメンバーの認証情報で入ったと報じた⁠[7]。グループはこの認証情報に、AI人材の採用と学習を手がける新興企業Mercor Inc.のデータ侵害で出た詳細を組み合わせ、モデルの所在を突き止めた⁠[7]。

Engadgetの4月22日の記事では、Bloombergの報道として、グループが第三者の契約業者のポータルを通じ、インターネットの調査ツールを使ってモデルにアクセスした⁠[4]。

Hackreadは、侵入テストのサービスのアクセス権を持つベンダーの共有アカウントとAPIキーが、権限の無い利用者に悪用されたと報じた⁠[6]。

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影響範囲

Anthropicは4月7日、Amazon Web Services・Apple・Broadcom・Cisco・CrowdStrike・Google・JPMorganChase・the Linux Foundation・Microsoft・NVIDIA・Palo Alto Networksと取り組むProject Glasswingを発表した⁠[13]。重要なソフトウェア基盤を構築・保守する40を超える組織にも、モデルへのアクセスを広げた〔注1〕⁠[13]。Mythos Previewを一般に提供する予定は無いとした⁠[13]。

The Next Webが伝えたAnthropicの説明では、アクセスが自社の中核システムに影響した証拠も、そのベンダーの環境の外に広がった証拠も今のところ無い〔注2〕⁠[5]。

SiliconANGLEは、Bloombergの情報源の話として、グループがアクセス以来モデルを日常的に使っているが、サイバーセキュリティの目的ではないと報じた⁠[7]。情報源は、グループがAnthropicの他の未公開のモデルにもアクセスできると主張した⁠[7]。SiliconANGLEは、グループが検知を避けるため、これまで攻撃的な作業をしていないと報じた⁠[7]。

Fortuneの4月23日の記事では、Bloombergの報道として、グループはモデルをサイバー攻撃に使っていないものの、公開以来使い続けており、今もアクセスできる⁠[10]。

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未公表の事項

  • Anthropicによるアクセスの経路の説明
  • アクセスに使われた第三者ベンダーの名前
  • アクセスした人数と期間
  • Anthropicの調査の結果
  • ポータルへのアクセスの制限についてのAnthropicの説明

注

  • 〔注1〕AFPBB Newsは、AnthropicがMythos Previewを先行公開した先を「米国の主要企業数十社」と報じた⁠[1]。
  • 〔注2〕英語の記事では "core systems" と書かれている⁠[5]。SiliconANGLEは、自社のシステムが影響を受けた兆候も、活動がベンダーの外に及んだ兆候も無いとの説明を報じた⁠[7]。

出典

報道機関

背景資料

更新記録

  • 2026年4月26日:公開した。
  • 2026年10月6日:Anthropic PBCのProject Glasswingの発表ページの10月6日の更新(出典13)を加え、影響範囲の節を改めた。

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