楽天ドライブの一部システムへの不正アクセス

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国内
目次
  1. 経緯
  2. 影響範囲
  3. 対応と現状
  4. 未公表の事項
  5. 注
  6. 出典
  7. 更新記録

楽天ドライブの2026年10月6日の告知によると、サービスで使う一部システムに第三者が不正にアクセスし、3つの事象〔注1〕でアカウント名などの情報や「楽天ドライブ」上に保存されたデータが取得・閲覧された⁠[1]。この不正アクセスに起因する二次被害は確認されていない⁠[1]。

経緯

楽天ドライブの告知によると、第三者は一部システムの管理用アカウントの認証情報を不正に取得し、システムにアクセスした⁠[1]。楽天ドライブは不正アクセスを検知した後、直ちに調査を始めた⁠[1]。

楽天モバイルの告知では、7月30日12時55分ごろ、「楽天ドライブ」アプリから送信されたように見える不審なプッシュ通知が表示された⁠[10]。楽天ドライブも同じ日に、この通知の事象を調べていると告知した⁠[9]。楽天モバイルは同じ告知で、楽天ドライブに保存されたデータへの第三者による不正アクセスは確認されていないとした⁠[10]。

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影響範囲

「楽天ドライブ」は、2023年1月25日にSendyから「Rakuten Drive」へブランド名を変えたサービスである⁠[14]。楽天モバイルは2024年7月31日から、「Rakuten最強プラン」の契約者に、このクラウドストレージサービスの50GB分の容量を無料で提供し始めた⁠[13]。楽天モバイルはその発表で、「楽天ドライブ」をRakuten Symphony Korea, Inc.が提供するサービスと説明していた⁠[13]。

サービスのサイトの会社沿革には、2026年の項に「楽天シンフォニーコリアから楽天モバイルへの所有権移転」とある⁠[11]。特定商取引法に基づく表示は、販売者を楽天モバイルとしている〔注2〕⁠[12]。

表1:取得・閲覧された情報(告知の事象の区分)
区分時期対象アカウント数対象情報資料
事象①2026年8月27日687件アカウント名、ディスプレイネーム(ファイル共有時に相手に表示されるニックネーム)、プロフィール用画像URL⁠[1]
事象②2026年8月27日313件〔注3〕アカウント名、ディスプレイネーム、特殊な文字列に変換し復元を困難にした暗号化されたパスワード、パスワードの暗号化に際し復元を困難にするために加えた文字列、プロフィール用画像URL⁠[1]
事象③2026年1月29日〜9月17日15,382件「楽天ドライブ」上に保存されたデータ(写真・文書等を含む)⁠[1]

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対応と現状

楽天ドライブは告知で、対応として4つの項目を挙げた⁠[1]。

  • 不正アクセス経路の遮断と監視体制の強化⁠[1]
  • アプリケーションのダウンロードと新規アカウント発行の制限⁠[1]
  • サイトでのお知らせの掲載と、対象の利用者へのメールなどによる通知⁠[1]
  • 関係当局への報告⁠[1]

楽天ドライブは利用者に、身に覚えのないログインやアカウントの異常、心当たりのない請求・脅迫的な連絡・「なりすましと思われる接触」に気付いたら、開封・対応せずに窓口か警察へ相談するよう求めた⁠[1]。

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未公表の事項

  • 管理用アカウントの認証情報を取得された方法と、対象の「一部システム」の名称
  • 不正アクセスを検知した日時
  • 3つの事象の対象アカウントの重複の有無と、合計のアカウント数
  • アプリケーションのダウンロードと新規アカウント発行の制限を始めた日と、解除の時期
  • 7月30日の不審なプッシュ通知の件と今回の不正アクセスとの関係

注

  • 〔注1〕The Japan Timesは、1月から9月の3件の不正アクセスで16,000人を超える利用者に影響した可能性があると報じた⁠[8]。
  • 〔注2〕報道は発表の主体を、楽天モバイル⁠[3]、楽天シンフォニー⁠[4]、楽天ドライブ社⁠[7]と書いた。
  • 〔注3〕ASCII.jpは、687アカウントのうち313アカウントで暗号化されたパスワードと、暗号化時に復元を困難にするため加えられた文字列も対象になったと報じた⁠[6]。告知は2つの事象を分けて件数を示した⁠[1]。

出典

当事者

報道機関

背景資料

更新記録

  • 2026年10月12日:公開した。

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