GMOリサーチ&AIのアンケートサイトinfoQへの不正アクセス

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目次
  1. 経緯
  2. 時系列
  3. 影響範囲
  4. 対応と現状
  5. 未公表の事項
  6. 注
  7. 出典
  8. 更新記録

GMOリサーチ&AIの2026年10月5日の発表によると、同社が運営するアンケートサイトinfoQが第三者による不正アクセスを受け、会員の個人情報が外部に持ち出された⁠[1]。一部の会員のポイントも、本人の意思によらずAmazonギフトコードに交換された⁠[1]。10月14日の第2報では、持ち出された件数を89万4,082件と確定した⁠[2]。

経緯

GMOリサーチ&AIは、第三者がサイトで使っていたソフトウェアの脆弱性を悪用して侵入したことを確認したと説明した⁠[1、2]。調査はセキュリティ専門会社の協力を得て続けている⁠[1、2]。

infoQのサービスは被害の拡大を防ぐために止めたもので、停止後のサイトは「緊急メンテナンス」と案内していた⁠[1]。同社は第1報で、この停止は今回の不正アクセスへの対応によるものだったと説明した⁠[1]。

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時系列

時系列
日付主体内容資料
2026年10月2日-この日以降に第三者による不正アクセスがあった(その後の調査で判明)⁠[1]
2026年10月3日GMOリサーチ&AI午前、会員からの問い合わせを受けて調べ、不正アクセスを確認した⁠[1]
2026年10月3日11時24分GMOリサーチ&AIAmazonギフトコードとGMOポイントへのポイント交換を止めた⁠[1]
2026年10月3日14時15分GMOリサーチ&AI攻撃経路を遮断した⁠[1]
2026年10月3日15時GMOリサーチ&AI外部からinfoQへのアクセスを遮断し、サービスを止めた⁠[1]
2026年10月5日GMOリサーチ&AI個人情報保護委員会へ報告し、第1報を出した⁠[1]
2026年10月6日GMOプロダクトプラットフォーム連結子会社が運営するinfoQへの不正アクセスと個人情報の漏えいを適時開示した⁠[3]
2026年10月6日GMOリサーチ&AI全会員にパスワードの変更を求めるメールを順次送り、警察へ相談した⁠[2]
2026年10月7日GMOリサーチ&AI全会員のパスワードを無効化した⁠[2]
2026年10月14日GMOリサーチ&AI第2報を出した⁠[2]

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影響範囲

第1報は対象の件数を、同社が個人情報を保有している全件とした⁠[1]。第2報は、その後の調査で外部に持ち出された件数を確定し、内訳を示した⁠[2]。

表1:第2報が示した件数の内訳
区分件数資料
外部に持ち出された個人情報(今回の対象)89万4,082件⁠[2]
外部に持ち出されたが、個人情報を含まないもの9,068件⁠[2]
外部に持ち出されていなかったもの4万5,348件⁠[2]
第1報で知らせた件数(最大)94万8,498件⁠[2]

個人情報を含まない9,068件は、退会から2か月以上がたち、プライバシーステートメントに基づいて個人情報を削除済みだった会員の記録だった⁠[2]。

第1報によると、対象の項目は氏名・フリガナ・性別・生年月日・メールアドレス・住所・電話番号・パスワード(暗号化されたもの)・会員IDである⁠[1]。ニックネームや保有ポイント数、最終回答日などの利用状況に関する会員登録情報も対象に入る⁠[1]。同社はクレジットカード情報とマイナンバーを保有していない⁠[1]。

第2報は、ポイントの不正な交換を交換件数611件、計2,869,500円とした⁠[2]。ABEMA TIMESは10月7日の記事で、ポイントを不正に交換されたと訴える被害者2人を番組が取材したと報じた⁠[4]。1人はサイトを確認したときに1万3000ポイントがなくなっていたと話し、2人とも、Amazonギフトコードへの交換を知らせるメールが早朝に届いていた⁠[4]。

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対応と現状

10月14日の第2報では、10月5日から全会員へ順次メールで個別に連絡した〔注1〕⁠[2]。退会を申し出た会員の退会手続きも順次進めている⁠[2]。無効化したパスワードの手続きは、サービスの再開時に改めて案内する⁠[2]。

GMOリサーチ&AIは、不正に交換されたポイントを全額補填すると説明した⁠[1]。第2報では、補填分をサービスの再開時に対象の会員のアカウントへ付与し、付与を終えた会員にはメールで個別に知らせるとした⁠[2]。

第1報の取引先向けの説明では、infoQの停止で同社が依頼を受けている調査の一部に影響が出ており、影響のある取引先には担当者が個別に連絡する⁠[1]。今回の対象に取引先の情報は含まれない⁠[1]。第2報でも、infoQ以外の同社サービスへの不正アクセスは確認されていないとした⁠[2]。

親会社のGMOプロダクトプラットフォームは10月6日の適時開示で、グループの業績に及ぼす影響を精査していると説明した⁠[3]。

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未公表の事項

  • 侵入に悪用されたソフトウェアの名前と脆弱性の種類
  • 持ち出された個人情報の件数に当たる会員の人数
  • ポイントの不正な交換の手口と、個人情報の持ち出しとの関係
  • 持ち出された個人情報の悪用の有無
  • infoQのサービスを再開する時期(GMOリサーチ&AIは、再発防止策を講じて安全性を確認したうえで再開すると説明した⁠[1、2])

注

  • 〔注1〕第1報は連絡の相手を「対象の会員さま」と書いた⁠[1]。第2報は、第1報のときに全会員へメールで連絡したため、連絡を受けた人に対象外の人も含まれると説明した⁠[2]。

出典

報道機関

更新記録

  • 2026年10月12日:公開した。
  • 2026年10月14日:GMOリサーチ&AIの10月14日の第2報(出典2)を加え、持ち出された件数の確定と内訳を「影響範囲」に、パスワードの無効化と警察への相談を「時系列」に、補填の付与と連絡の範囲を「対応と現状」と注に加え、リードの最後の文を改めた。

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